これからの自分に出会う旅~牡鹿半島にて~ - 2017.08.24 Thu
石巻の市街地~牡鹿半島を中心にして
『Reborn Art Festival2017(=以下RAF)』
が開催中なのをご存知でしょうか(*^^*)
「アート」「音楽」「食」を楽しみながら
まさに今、Reborn=生まれ変わろうとしている東北の地を
観て、聴いて、食べて、感じながら巡り…
これからの自分に出会うかもしれない
とゆうコンセプトの新しいお祭りデス★

ちなみに前記事のap bank fes2017は
この本祭の一部でもある『音楽』の部分の
メインイベントだったわけです!
そしてナント
この51日間、毎日どこかで音楽が鳴っている!
との、にわかには信じられない素敵なふれこみ通り
今も彼の地のどこかで毎日のように
小さなLIVEを演っていたりするんですっ(驚)スゴっ!
遠方からap bank fesに参戦している場合
足を延ばしてゆっくりアート鑑賞も…とゆうのは
さすがにムズカシイかもしれないけれど(汗)
ほかでもない
牡鹿半島を巡る絶好の機会じゃないか♪
こりゃ行かねばならぬ!とワタクシ即決しました。

5年前、ささやかなボランティア活動で訪れた
牡鹿半島の小さな漁村の仮設住宅で
優しくて強くて底抜けに明るい
おばあちゃんたちに出会い(涙)
その時の
いつか必ず牡鹿半島を旅しに来ます!の約束…
やっと果たせるチャンス到来じゃ~!
前置き長くなりましたが(笑)
そうゆうわけで、apで燃え尽きた翌朝
1人作戦会議!

だって
アート作品はめちゃくちゃ広範囲に点在してるから
全部観るのはとてもムリなんです(汗)
なので、まずは牡鹿半島の先端まで
ドライブすることを前提で…ヨシ!出発~!

牡鹿半島をひたすら南下する途中で
ナイスビューポイント見つけ…ラパコ停車。
たまたまシャッターをお願いして
この写真を撮ってくれた”方々”が
偶然にもap帰りの神奈川県民で( ̄▽ ̄)うっそ~!!
この話は長くなるからまた今度!!(笑)
とりあえず…

金華山を望む岬を起点にスタートします!
ちなみにワタクシ
”アート”と言われてもピンときません(汗)

↑↑Keko作品『あきらかにピンときてない顔』
なんちゃって…(笑)
まずは
隣り合わせのホテルの一室の作品。


増田拓史さん
(左)…『みれなかったものがみえたとき』
(右)…『部屋の中に置かれた海』
まっくらな部屋の小さなプリズムの奥に牡鹿の海が見えて…ドキっとします。
続いて


バリー・マッギーさん『無題』
廃材で建てられた、とってキュートな小屋。
作者がサーファーらしい(笑)
すぐ隣の使われなくなったレストハウス?の
朽ち果てた壁に…


急に現れるカラフルなアート。
作品が明るいカラーなので廃屋のもの悲しさが切ない。
同じく、バリー・マッギーさんの作品。
続いて




岩井優さん『ダンバリウム』
Dump(投げ捨てられた)+arium(…を入れるところ)のタイトルの通り
牡鹿半島に不法投棄されたモノと
駆除された野生の鹿などを
地球?宇宙?を想像するような丸いフレームに収めた作品。
展示している場所が
お大師様が見つめるお寺の敷地内だったことや
”ゴミ”と本物の野生の鹿とゆう素材のコントラスト、
牡鹿の絶景、作品の大きさ…
ダントツ強烈なインパクトでした、コレ。
続きまして


草間彌生さん『真夜中に咲く花』
牡鹿半島で一番と言われる絶景の丘の上で
ものすごい存在感を放つ作品。
とても楽しみにしていたのですが
(唯一、知ってるアーティストだったから…笑)
いや~パワーあります、草間さん!本当にビックリした!!
この日の牡鹿半島は…

ず~っと気持ちの良い風が吹いていました♪
少し前の雨予報…全力で抑え込み(笑)
しばら~く草間さんの作品の隣で
風に吹かれて過ごしてみた。最高!
続いて
このフェスのアイコンになっている場所へ向かいます!
牡鹿半島のちょうど真ん中あたりに位置する
インフォメーションを兼ねた牡鹿ビレッジから
漁港の間と山道を
透明感がハンパない牡鹿の海を眺めながら

15分ほどテクテク歩くと~
おっ♪見えてきた~!!!

白い鹿のアート・・・わかりますか??
ほえ~凛としていて、カッコイイですね~。

近づいてみると…思ってたより大きい(感涙)

名和晃平さん『White Deer(Oshika)』
まさにRAFのアイコンになっているアートです。
もののけ姫のシシ神を思い出したの
ワタシだけ?(笑)
貝殻の丘の上にこの雄姿は
フェスのパンフレットの表紙になったり
テーマソングのMVにも出てくるしで…ちょっと感動。
ホワイト鹿とホワイト豚で

足くらべしたり…ww

アートごっこしたり…(笑)

一生懸命、桜井さんと同じとこに立って
ポージングのマネしたりして
しばし遊びました(笑)
※桜井氏ご本人の写真はコチラ→公式Twitter★
それから
すぐ近くの洞窟の中を利用した作品。


さわひらきさん『燈話』
色んな伏線がある作品みたいでしたが…
窓の向こうの暗い中に
灯台の光みたいのが回っていて…
ひんやりジト~っとしている空気がちょっと怖くて
あんまり考えないですぐ出てきちゃった…(苦笑)


宮永愛子さん『海は森から生まれる』
海を臨む洞窟の中に、浮きとか漁具?とかが入っています。
そこから延びるロープの先は…???
同じ作品を観た桜井さんの感想
『なんだか海の音がする気がする!』
Kekoさんの感想
『美味しいお魚、食べたくなってきた!』
ダメだこりゃ…(笑)
そしてこの場所に
お祭りのあとも存在させるとゆう
リボーンアートダイニングで一息♪

海側に壁の無い
とっても開放的なダイニングで…
完全予約制と聞いていた
スペシャルランチをいただける幸運に恵まれました♪
(洞窟の神様、降臨?!笑)

もう…めちゃくちゃ美味しかった!
ワインが飲めなくて泣きそうだったけど…(泣笑)
食後も
あまりにも気持ちの良い風が吹きぬけてゆくものだから…

コーヒーでしばら~くまったりしつつ…
これ以上のアート鑑賞をスルーして
この場所を旅の最終地に決めました(*^^*)
いや~いい旅だったなぁ。
来て良かったです、牡鹿半島。
仮設住宅でおちゃっこしながら
おばあちゃん達が教えてくれた通り
風光明媚な素晴らしい場所だったけれど…
人々の生活があったであろう海に近い場所には
石巻と同様、ドン引きするような防潮堤の建設が進み…
どうしても切なくなります、そこは。
でもやっぱり、この目で見る事
こちらから出かけて行くことは
震災から6年経った今でも
やっぱりとっても大切な事だと心から思う。

きっかけはなんでもいいのです。
アートでも、音楽でも、美味しいもの食べにでも
地酒呑みにでも(え?)なんでも!
ゼッタイに何か感じるはずだもん。
熊本にもいつか行きたいな~うんいつか。
ちなみにタイトルの
『これからの自分に出会う旅』とゆうのは
RAFの副題のウケウリです(笑)
でもホント、素敵な音楽にも人にも
大切な気づきや、いい出会いが
たくさんた~くさんあった旅だったから…
やはり、ワタシはこれからもず~っと
”Life is Journey!” 宣言でございます(笑)
RAFは今年だけじゃなくて
来年も再来年も続いて行く取り組みです。
毎年、大好きな音楽フェスと一緒に
新しい自分に出会う旅が出来たらいいなぁ~。
Keko
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【トト母さん様】
お返事が遅くなってしまってスミマセン!
川開き祭りの記事を書いてから…と
先延ばしにしておりました(笑)
> kekoさんまたまた石巻にいらしてたんですね
今回はFES会場がみちのくの杜湖畔公園だったので
今年は遠刈田温泉に滞在していました!
旅先では
心のおもむくまま過ごす習性ゆえ(笑)
ご連絡もせずで…どうかお許しください。
RAFは地元の皆さんに
どう映っているのか気になるところです。
でもおっしゃる通り、きっかけななんでも
足を運ぶ、見る、知る、きっかけになれば
なんでも正解だな~って思います。
アートに限らず
音楽や演劇など素敵な企画もたくさんあるんですよ!
51日間のクロ―ジングに向けて
盛り上がっていることを祈ります。
Bさんもどこかで是非!
いつもあたたかいお心遣い
ありがとうございます。
心からの感謝をこめて。
Keko
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