旅立つ母に伝えたかった事。 - 2016.02.12 Fri
気がつけば立春を過ぎ…
暦の上ではもう春だそうですが
なんだか寒い日々が続いていますね。
皆様、お風邪などひかれていませんか?

前回ここでアップした
「私らしく生きるためのエトセトラ」ってゆう記事。
まだまだ不安定な心持ちの中でも
けっしてヤセ我慢などではなく…
好きなコトや愛すべき人々にパワーをもらいながら
わりと元気そうに(?)
日々を過ごしている様子をオモムロにい~っぱい書いたのには
実はワケがあって。
『もう心配しなくても大丈夫。
たくさんの優しさに見守られて
きっとワタシは自分らしく生きていけるから!!』
と、ことさらに伝えたかった人がいました。
その時、病院のベッドの上で
ただただ眠り続けていた私の母です。
お世話になっていたホームで体調を崩し
念のためにと入院してから1カ月と少し。
一時は回復したものの、静かにゆっくりと弱まってゆき…
残念ながら去る2月1日
『老衰』により永眠いたしました…。
享年87歳。実に穏やかな旅立ちでした。

病室で枕を並べて過ごした最期の数日間
想い出話や憎まれ口や…もちろん感謝の気持ちを伝え
じっくりとお別れをするには十分過ぎるほど
奇跡のような時間をくれました。
私自身も
出来る限りの事は全てやってきたとゆう自負もあり
不思議なほどに心は落ち着いています。
もちろん淋しさもあります。
でも、誤解を承知でぶっちゃけて言いますと
母を亡くした事よりも
こんな時に、大丈夫だよ、ケコもよく頑張ったねって
抱きとめてくれるはずのダンナさんが隣に居てくれない事に
あらためて打ちのめされてるってゆうのが本音だったりもします。
こんな時にすみません、自分本位で…。
なんで今?なんでなの?が始まってしまうと
どうにもならなくなってしまうけど
でもなんとなく
『母ちゃんはオレが一緒に連れて行くから心配すんな!』って
ダンナさんが言ってるような気もするのです。
決してネガティヴな意味じゃありません。
母が望んだように
長く苦しむことのない最期になったのも
良いホームとのご縁や、入院中の色んな奇跡も
いつもいつもダンナさんの確固たる導きを感じていました…。
実はとても一筋縄ではいかない(?)
ムズカシイ母だったので(汗)
私が長い間必死でムスメ修業をしてきた事を
誰よりも理解して、支えてくれていた彼の事ですから…
ま、姿が見えないだけで
ピッタリと私のそばに佇んで
あれやこれやと世話をやいてくれてたんだと思いたい。
(安心してください、大丈夫ですよ!)
私と同じく(汗)ものすごく方向音痴な母が
無事に亡き父のもとへ行けるまでは
もしかしたら母のそばにいるかな~なんて考えて
無性に母が羨ましくなったり…。
だから母に言いましたもの。
『あんまりワガママ言って阿部くんを困らせないでよね!』って…(笑)
話が脱線しましたが…
そんなわけで無事に葬儀も終わり
静かに穏やかに母を見送る事が出来て
正直、どこかホッとしてもいます。
まだお報せしていない
母の大切な方々へのお手紙の準備が整ったので
謹んでご報告させていただきました。
かなり抜け殻モードでボンヤリはしちゃってますけど…
大丈夫です!
Keko
【追伸】
母の葬儀については故人との約束通り
密葬(家族葬の形)にて執り行いました。
御香典、御供物などにつきましても
謹んで固く辞退させていただいております故
ご理解のほど宜しくお願い申し上げます。
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★ご訪問に心から感謝!ありがとうございました~★
● COMMENT ●
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【M.Eさんへ】
色々大変だったこの数年間を思い返すと…
自分でもよくやったなって思えます(涙)
きっとこの「達観」のために頑張って来たんだと
今はわかります。
あたたかいお気持ちに心から感謝申し上げます。
Keko
【hitomiさんへ】
私信につき、LINEでお返ししますね。
Keko
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