白馬での出来事。 - 2015.07.05 Sun
ダンナさんと小さなバス旅に出かけました。
目的は紅葉の千畳敷カールと上高地のミニトレッキング。
大自然の中をのんびり歩こう!的な計画で。
その旅の事は
アレ?詳しく記事にしてなかったみたい、残念…(汗)
以下、ちらっと書いた内容を抜粋↓↓
~前略~
眠い目をこすりながら、ダンナさんとちょこっと小旅行へ。
10月9日は18年前に結婚披露宴をした
セレモニー記念日だったんです(照)
今年の6月、アメリカ旅の途中で迎えた結婚記念日を
今までで初めて海の向こうとこっちで過ごした事
ちょっぴり申し訳なく思っていたので・・・
せめてもの(?)オット孝行?

昨年の夏、1人で訪ねて
どうしても彼に見せたかった素晴らしい上高地の風景や
憧れだった雲上の地、初心に帰る(?)想い出の場所など
ギュギュ~っと凝縮して訪ねて来ました(*^^*)
楽しかった旅のお話はまた今度ゆっくり。
たくさん歩いて、足、パンパンです(笑)
~後略~
その時にたまたまツアーの宿泊先だったのが
”初心に帰る想い出の場所”と書いた白馬でした。
旅先では基本、のんびり時間を謳歌したいはずの彼が
この時は珍しく
『せっかく白馬に居るんだから教会まで散歩しようよ!』と
誘ってくれました。
それがなんだか嬉しくて、夜が明ける前にホテルを抜け出し
(ツアーの出発時間までに戻らなくちゃだから)
スマホの道案内を頼りに
朝焼けに染まりはじめる北アルプスを左手に眺めながら
森の中の道をこっちこっち~と手を引かれ
ご機嫌でテクテク歩いて、早朝の教会へ。

久しぶりだね~やっぱりこの森の香り最高~とかなんとか言いながら…
『またゆっくり2人で来ような。』って笑ってたのに…。
この時が最後になってしまいました。
あぁ…ダメだ、涙が出る。
で、先日の白馬。
実は、その時泊まったホテルがどこにあったか
情けないことに名前すら想い出せないまま
現地に入ったのですが…
道に迷いながら車を走らせていた時に
ウソみたいにポコッと、見覚えのあるホテルの目の前に出て
『あーっ!ココだ!!』
間違いなく、ダンナさんが案内してくれた!と感じました(感涙)
しかも、その夜宿泊した小さな宿の部屋の窓から
そのホテルの屋根がちょうど見えていて…。
翌朝には
『ケコ、こっちこっち、早く早く』と彼の声に導かれるように
あの朝焼けの山々を眺める素敵な早朝散歩ができました。
(赤い屋根のホテルがそうです。)

本当は彼と歩いた教会までの道を歩きたくて
同じようにスマホを片手に探してみたものの…
どうしても見つからず、断念。
(アブナイから止めておけ~との指示と、受け止めて。)
散歩から宿に戻った時の事。
宿のスタッフの女性に話しかけられました。
前夜の部屋での夕食の時
お優しそうなご主人ですね~お二人でどうぞごゆっくりお過ごしくださいと
静かに言って下さった方。
『もしかして…和田野の森教会にお一人で来られてませんでしたか?』
『へ?行きましたけど…??』
聞けば、この女性、昼間は教会でも働いていて(なんとまぁ!)
教会でぼんやり立ち尽くしていた(怪しい)お一人様のことが
気になっていたらしく。
駐車場の茶色のラパンを見て
1人旅のワケも、教会で黄昏ていたワケも全部
なんとなく感じ取って様子で、もうすでに2人で涙目…(涙)
もう辛いから行かないな~と思っていたのに
そんなわけで、またまた導かれて教会へ。
(帰る前に遊びに来てください!と誘って下さった。)

今度は、ほんの少しだけ穏やかな気持ちで
木漏れ日の教会を望む席で珈琲をいただきながら
結婚式や白馬の想い出話が出来ました…。
そして!
どうしても見つからなかった
ダンナさんと歩いた道の事を聞いたら…

それは地図にも載っていない『森の小径』とゆう道です!と
彼女が教えてくれました。
思わず、赤毛のアンみたい!と笑顔になって(笑)
今度は秋の季節に来て、ゆっくり歩いてみます!と
気がついたら宣言してました。
なんだか
全部がダンナさんのイタズラとゆうか…
はからいとゆうか…
ニヤニヤしている顔が浮かんで。
『また2人で来よう』って思えました。
自分でも本当に驚いています…。
そんな白馬の出来事。
楽しく旅行に出かけられるほど
もうすっかり元気になったのか?と聞かれたら…
答えはノーです。
そこのところ、ご理解頂けるとありがたいデス(涙)
Keko
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