旅に出ていました~テーマは”いのちのてざわり”~ - 2019.08.09 Fri
ハッキリと自覚していましたが(苦笑)
(その時の記録はコチラ→ ★)
ワタシはアートの世界に明るくないし(汗)
詳しくもありません、残念ながらw
でも…未曽有の大災害を受けたこの場所で
音楽やアートで様々な表現をして
もしかしたら無関心になってる人々の心や
哀しみに立ち止まっている感情を
揺り動かせたらそれは
きっと意味があると信じたい。

実際、ワタシ自身が
4年前の夏、完全に止まっていた時間を
動かしてみようか…と決心した経験があるから。
第2回となる今年のRAFのテーマは
『いのちのてざわり』
鑑賞パスポートを手に
石巻の市街地から出発です。
市街地では
駅前広場や古くなったビル、
津波の被害で使われなくなった
施設などに期間中、様々なアート作品が出現します。

正直、なんだこりゃ?なものもあれば(苦笑)
ドキッ!グサッ!となる作品もあり。
傾きかけた古民家では
彫刻家が作品と向き合い…

そのすぐそばで
新しいマンションが建設中だったりして
ちょっとカオスな空間でしたw
街中には
黄色いRAFのサインがはためいて…

地元の皆さんには
どう映っているんだろう…なんて思ったり。
ワタシはどちらかと言えばやっぱり…

牡鹿半島の自然の中に突如現れる
アートの方がワクワクして好き。
まずは桃浦エリア。
とても楽しみにしていた
草間彌生さんの作品は

そのロケーションごと
かわいくて好き。
豚さん@牧場。

ココで育てている本物の豚さんは
展示期間の終わりに皆で食するのだとか。
まさに”いのちのてざわり”だわね。
防潮堤に寄り添っていた作品群。

小高い場所に佇む旧・萩浜小学校。
今は廃校になっているこの建物は
まるごとアート会場。

教室、音楽室、視聴覚室、体育館、プール、校庭
活気のあった頃のこの地を知る人々の証言、
海との深い繋がり…小学校の記録。
校庭まで津波が押し寄せたんですって。
続いて
あの”白い鹿”が佇む荻浜エリアへ
2年前に引き続き(感涙)

海が本当にキレイ!
そして、洞窟の中の涼しさたるや!!
小道を進むと現れる
オープンエアのレストラン
Reborn Art Diningでランチタイム♪

地の食材で作られている心尽くしのお料理。
吹き渡る風が心地よくて
たとえノンアルビールでも最高!!
その時、偶然bank bandの『よく来たね』が流れ…
優しい桜井さんの歌声に、ナゾの半ベソ(笑)
続いて小積エリア。

ココで暮らす鹿漁師の方と
お話する機会があり…感激しました!
(一番、お会いしてみたい方だったから…感涙)
同世代な上に、まさかの共通の話題もあり
お喋りがとっても楽しかったのです。
猟犬のワンコも最高にお利口さん!!
同じ敷地の中に点在するアート群の中で
テイストが大好物の作品にも出会えました♪

淺井裕介さんの
”すべての場所にいのちが宿る@牡鹿のスケッチ”とゆう作品。
バーンレッドの色使い、土感がとても好き!
しばら~く貸し切り状態で眺めていました。
最後は鮎川エリア。
この地を選んだクリエ―ター達が
地元の人々と様々な形で
繋がろうとしている香りを感じたエリア。

かくあるワタシも
もうすぐ閉鎖される仮設商店街”おしかのれん街”で
地元のお父さんたちに
オススメの地酒の話や
オススメの金華サバ料理を伝授されて(笑)
最後にとても楽しい時間を過ごせました(*^^*)
いのちのてざわり…
いのちのてざわり…
あれから
色んなものが全部アートに見えてくる
今日この頃です(笑)
『What is Art?』
Keko
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